Q 血圧降下剤・高脂血症剤・精神安定剤を飲んでいて、体調が思わしくないです。

 

A 更年期以降の女性が、体調が思わしくないと感じて、お医者さんにかかると、検査された上で、たいてい次の3点セットで薬が処方されます。
1.血圧降下剤 
 体に不安を感じている状態で血圧を測ると、その緊張から血圧が20程度は上がってしまいます。よって、高血圧と診断され、薬が処方されるのです。
 そうでなくても、「白衣性高血圧」といって、医院で測ってもらうと、身構えてしまい、同様の結果になりなりがちです。
2.高脂血症剤
 更年期に差し掛かれば、コレステロール値は上がります。血液検査すれば、基準値を超えることが多くなります。よって、脂質異常症状と診断され、薬が処方されるのです。
3.精神安定剤
 更年期はホルモンバランスが崩れます。これによって、精神状態が不安定になります。よって、精神安定剤が処方されます。なお、自覚症状が不眠だけであれば、精神安定剤の一種である睡眠導入剤が処方されます。

 

 中高年女性は、これらの薬を飲み続けさせられ、定期検診を受け、「異常なし」の判定をいただいたものの、体調が良くなるどころか、かえって以前より悪くなることが多いです。

 さて、かかりつけのお医者様から処方されている、この3点セットを飲み続けていいのか、ですが、対応の仕方がけっこう難しいですね。


 「もう、いりません」と言えば角が立つし、飲み続けては健康をより害するのではないかと不安になるし…といったところでしょう。
 もっとも簡単な方法は、「いただいたお薬はきちんと飲んでます」と言いながら、全部捨ててしまうことです。ずるがしこいお年寄りがよく採る方法です。
1.血圧降下剤について
 血圧計を買ってきて、自宅で、精神的にも肉体的にも安静な状態のときに計測するのです。これが正しい血圧です。これで、上が150(場合によっては180)までなら、全然心配いりません。
 (詳細は、このホームページの「高血圧」の記事をご覧ください。)
 なお、医学書などには、「家庭の血圧計は数値が低く出がちだから20足すこと」などと書いてありますが、そんないい加減な血圧計は不良品であって医療機器の許可がおりる訳がなく、決してこのような高血圧患者を作らんとする策略にはまってはなりません。
 ところで、何かで緊張し、血圧が異常に高くなることが往々にしてあります。そうしたときの備えとして血圧降下剤を持っていると安心できますから、全部は捨てずに少量持っているといいでしょうね。
2.高脂血症剤について
 更年期以降の女性は飲む必要は全くありません。飲めば毒になるだけのことです。全部捨ててしまいましょう。
 (詳細は、このホームページの「コレステロール」の記事をご覧ください。)
3.精神安定剤について
 精神安定剤は即効性です。これを毎日飲み続けるのは、完全な精神病患者だけであって、一般の人は、「お守り」として持っているだけとすべきです。
 当店では、市販薬の精神安定剤をお売りすることがあるのですが、「効能書き通りに飲んではダメです」と、お話しています。ストレスなり精神不安なりに、まずは自力で立ち向かって、どうにもならないときに助けを借りるだけにしておかないと、精神力はどんどん落ちてしまうからです。
 なお、ストレスなどへの立ち向かい方は、真っ向から受け止めるだけではなく、うまくいなすという方法や別のものに注意を向けるという方法もありますから、ケースバイケースで対応することになります。
 以上のような対応をすべきでしょう。
 そして、1か月、2か月が経っても、何ら体調に異変が感じられないとなれば、お医者さんに、こう言えばいいでしょう。
 「ここのところ、運動を心がけたり、楽しいことがいろいろ続いて、体調が良くなりましたし、定期検診の結果もさほど悪くないようですから、血圧降下剤と高脂血症剤は、しばらくの間、なしにしていただけませんでしょうか。精神安定剤もまだ残っていますし。」
 ウソも方便です。お医者さんにとって、処方箋料が入らなくて残念でしょうが、患者さんが元気になってくれれば嬉しいでしょうから、プラスマイナスゼロでしょうし、今後も定期検診には来てくれると思うでしょうから、「じゃあ、今回は薬を出さないでおきましょう。」とすんなりいくのではないでしょうか。なお、その後は、定期検診も「行くのを忘れていました。」とでも言って、行ったり行かなかったりにすればいいのです。
 上手にお医者さんを使うことにしましょうよ。
 ところで、貴方は和漢薬「命の母」を飲んでお見えですが、これはホルモンバランスを整えてくれる、副作用のない薬ですから、飲み続けても問題ないです。もっとも、即効性はありませんから、効き始めるまでに1か月はかかるものと思ってください。そして、体調がよくなったら、飲む必要はないです。
 滋養強壮薬(健康食品を含む)も同様の飲み方で良いです。
 マルチビタミンを飲んでおみえですが、ビタミンはまず欠乏することはなく、不足するのはミネラルですから、マルチミネラルに切り替えられた方がよいです。
 以上、ご相談に対する回答とさせていただきます。